WATER SUPPLY
給排水設備工事コンサルタント
改修一筋の一級建築士事務所である当社が、建物ごとの給水・排水設備の調査診断を行います。高度な知識と経験から、最も適した修繕方法の選択や居住者様の合意形成、アフターフォローまで円滑にサポートいたします。
生活のライフライン
給排水設備。
給水・排水設備の修繕方法は一つではありません。マンションごとに既設の配管はもちろん、工法が異なり、一棟のマンション内に多種の管材が使用されているなど、まずは現状を正しく把握した上で、修繕計画を立てる必要があります。

給排水設備工事コンサルタント業務の流れ
調査・診断
給排水設備の劣化状況把握のため調査を実施します。
図面の確認と現状との照らし合わせをおこない、各部位の劣化、サビ、損傷、劣化予測などを報告書として資料を整えます。
改修設計
調査・診断結果をもとに、最も適した修繕方法を選択し、 費用対効果の高い修繕計画をご提案いたします。
施工後の仕上がりイメージや材料、材質なども詳しくご説明し、今後の中~長期改修計画についてもご案内いたします。
工事監理
改修設計での工事範囲と設計予算書を基に、施工会社が選定された後、着工となります。着工前には、施工会社による工事説明会が適切に行われているか立会います。着工後は設計の通りに施工が行われていることを中心に確認をする工事監理を行います。
調査・診断内容
アンケート調査
抜管調査
内視鏡調査
水質調査
給水方式について
貯水槽方式では、図のように水道から供給された水を受水槽に貯め、それを増圧ポンプや高架水槽を介して各戸に配水しています。
ですが近年では、一度受水槽に水を貯めることで起こる水質変化や衛生維持が問題視され、さいたま市をはじめ、多くの自治体が受水槽を介さずに給水する直結給水方式の導入が可能になってきました。管轄の水道局によって異なりますが、近年では増圧ポンプなどの装置の技術開発が進み、例えば20階以上のタワーマンションであっても直結給水方式で給水できるようになったという背景もあります。
直結給水方式は「直結直圧方式」と「直結増圧方式」に、貯水槽方式は「加圧給水方式」と「高置水槽方式」に分かれます。
直結給水方式が貯水槽方式に比べ、すべてが優れているわけではなく、それぞれに長所・短所があります。ご自身のマンションがどの方式を用いているか、詳しく知りたい場合はぜひお気軽にお問い合わせください。
排水設備について
排水管は、築15年を目安に劣化診断を実施することをおすすめしています。劣化の状況から改修のタイミングを想定し、長期修繕計画に反映する必要があるからです。早い段階で長期修繕計画を定期的に見直すことで、いつ・どんな工事が必要か、そしてどのくらいの費用が出せるかを正確に把握することができます。
劣化診断の前に、ご自身のマンションの排水管がどんな材質でできているかを整理しておくと、いざというときにすばやい対処ができます。
当社では、竣工図書に書かれた管の材質や管同士の接合方法などをお客さまに代わって読み解き、それぞれの特長をお伝えしながら、どのように改修すればよいかご提案いたします。
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